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飾り華やかに宮入始まる〜数十年ぶりの故郷の祭り(3)

<<   作成日時 : 2008/05/22 08:16   >>

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本祭り当日の朝は曇り。天気予報は晴れ。
9時前に集まり出した人々の、芸山の前での記念撮影が始まりました。先導の役員、踊り手の子供たち、芸山の綱の引き手の子供たち、芸山の中に入って方向転換などをおこなう8人の梃子方…。プロのカメラマンの撮影の間に、奥さんや親たちが、それぞれにカメラを構えています。
昔は、宮入した後、この芸山の上で、漫才や落語、漫談などの芸を披露したものでした。テレビに出ているような芸能人が呼べるかどうかが、渡り番の集落の力(財力)として評価されるわけです。いまは、舞台付きの参集殿ができて、余興はそちらでおこなうとのことです。
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そうして11時頃になると、西の2つの集落(大字ですね)から太鼓山(山車)がやってきます。前後に鉦を従えて、在所の中を、行ったり来たりします。太鼓山とは大きな太鼓を載せた台を丸太で組み上げたもので、太鼓の四隅には、今年小学1年生になった子を中心に着物を着て太鼓を叩く役の子供が乗ります。太鼓の上には欄干が組まれ、木偶人形と松で組み上げた時代絵巻の飾りが載ります。昔は、そのテーマを競ったものでした(別の回で、この木偶人形を纏めます)。
後ろには「見送り」という刺繍の織物吊られています(これも、別の回で紹介します)。
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2つの集落の太鼓山がそろったところで(もちろん渡り番の我が集落も太鼓山を練った後)、いよいよ巡行の始まりです。
まず、笠上下の役員が神幣や幟を持って進み、その後を青い法被を着た踊り手が続き、その後ろに、芸山の綱を引く子供たち(とその親たち)が続きます。
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そうして、神社のある四つ辻まで来ます。
そこには、東から3集落、北の方から3集落、そして我ら西の方から3集落が、四つ辻の手前で集結して、宮入に備えるのです。
ここからは、それぞれの腕(?)の見せ所です。昔は、この宮入の激しさに、太鼓山と電柱に挟まれて怪我人や死者が出たものでした。
しかし、いまは嵐の前の静けさ? それぞれの集落毎に微妙に異なる太鼓と鉦の囃子が競われます。
さあ、9か村(集落)が集まりました。これから、どこまで勇壮に走り、戻り、担げるかの競い合いです。(この項続く)

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