古代マヤ人の天文台〜マヤ文明の遺跡チチェン・イツァー:5
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作成日時 : 2008/01/31 09:27
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赤い家、鹿の家を後に、道路を進み、土産物の露店を抜けた旧チチェン・イツァー地域の広場にあったのは、なんと石造のドーム。そう、円筒の上に半球の石塔が載っています。
これが、カラコル(カタツムリ)でマヤの天文観測台(円筒が高さ9メートルの露台で13メートルのドームは観測台)と言われています。
6世紀頃のマヤ古典期に造られ、10世紀以降のトルテカ・マヤ時代に改築されていて、西側と南側は原形を留めているものの、東側、北側は崩落してしまっています。
↑原形を留める、南西面
↑崩落している北東面
3つの窓が残されはそれぞれ、真南を向く南の窓、月没の最北線を見る南西の窓、春分・秋分の日没と月没の最北線を見る西の窓で、マヤ文明の高度な天文や暦の知識が偲ばれる建物と言えます。
東側には、崩れた遺跡。すべてを修復するのは大変でしょうし、それほどの意味があるとは思いませんが、このちぐはぐさに、また、歴史の無常を感じることも可能です。木の文化の国の我々は、石の文明に永遠を感じることも少ないのかもしれません。
南には、これから向かう建物があります。
それは……。(続く)
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